6日、13日、20日、27日の毎週月曜日
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僕も農家さんもつらい時期
もういくつ寝ると端境期~♪
春が近づくにつれ避けては通れない期間が間もなくやってくる。
露地栽培のみの農家さんとしかお付き合いがないのでいたしかたなく。
季節感無い年中同じ野菜が買えても
悲しいかな旨味はとーっても少ない。
今のスタンスで料理を作る前は、
旬など気にせず農薬使われていようがお構いなし。
一度入り込むと抜け出せないアリ地獄!
ワイン会のお知らせ
四日市に昨年夏にオープンしました「葡萄酒亭きとう」
店主の鬼頭英雄氏を招きそのお店のコレクションから
料理に合わせてご用意いたします。
・「まめな農園」から届く野菜達で奏でるガルグイユ、
岐阜・和良 村産シカ肉の生ハムと共に
NV アヤラ ブリュット ナチュール
・純粋金華豚のプレ・サレと葱のエチュベのマリアージュ、
「ささき農園」の自然薯を仲人に
2012 シャサーニュモンラッシェ ラモネ
・ムール貝のチャウダースープ
・鮭児のミ・キュイ、そのジュと芽キャベツを軽い
クリームソースに
1996 シャトー スミス オー ラフイット
・レモンのグラニテ
・名古屋コーチンの赤ワイン煮とウッフ・モーレ
2013 ジュヴレ シャンベルタン キュヴェ ナチュール
ル デュモン
・茨城県 網獲りカルガモ胸肉のロースト、
コンフィに仕上げたモモ肉のパルマンティエ
2007 ポマール フレデリック コサール
・新食感タルト・タタン
・コーヒー、紅茶又はハーブティー
会費:25000円(税込み)
定員:8名
廣瀬満雄氏の色々セミナー4開催します
今回のテーマは
「無添加のお悩みを、その場で解決!」
セミナーは、
いつものようにパワーポイントでご説明するのではなく、無添加パン、無添加洋菓子、そして無添加食材等に普段疑問に思っていることなどについてドンドンご質問をしていただき、廣瀬さんが答える「何でも答えてくれる質疑応答」
実技は、
「合わせ酵母」のライ麦を入れたカンパーニュ、
練りパイを土台にしてその上に茹でたサツマイモとリンゴを置き、更にダックワーズ生地(アーモンドクリーム)をおいて更に焼く、というパイ
副題
「パン作り、パイ作り、全編”質疑応答”」
「廣瀬が、怒鳴らない、怒らない、でお話しします。」
※参加される方は質問事項を考えておいてください。
事前にメールにて送っていただいても結構です。
お申し込みは下記よりお願い致します。
2月のお休み
廣瀬満雄氏の色々セミナー4
パン業界の重鎮廣瀬満雄氏を招いてのパン実演とセミナーは今回4回目を迎えます。セミナーの内容と実演の品は決まり次第アップいたします。
参加費:2500円(セミナーのみ)定員25名
:6000円(懇親会付)定員16名
※懇親会の時間は13時より16時までです。
お申し込みは下記のこくちーずよりお願い致します。お振込み完了にて確定とさせて頂きますのでご了承下さい。http://kokucheese.com/event/index/451085/
廣瀬氏のプロフィール・経歴
《なんでも自分の目で確かめる》材料の一滴一粒までこだわり抜く熱き人。
1981年より、ベーカリーコンサルタントとして、� 安全かつおいしい無添加パンの開発に取り組み、 現在までに、コンサルタントとして出店したベーカリーは約300店。 その後、経営学博士号を取得し、無添加パン工房 「リスドォル・ミツ」出店。 多忙を極め現在は個人の意思の元、お店の営業は終わりましたが、未来のパン職人育成、 そして食の安全性についての講演活動に従事されております。
「食」の不正問題が騒がれている中、 パン作りにおける、「無添加」、「自然酵母」、「国産小麦」を貫き、�体で、そして魂でパンを作っている廣瀬氏。 現代の食事情や、経営を成功させる秘訣など熱く語ります。廣瀬氏のパン作りに対する本気の姿勢から、 何事にも情熱を持ち取り組むことの大切さに気づく講演です。
【講演実績】
ミヨシ油脂様、上島珈琲様、ドンク様、中小企業同友会様、韓国製パン組合様、など。リピートが多い。 現在年間10回の講演をこなす。
【テレビ出演】
リス【ドォル・ミツ在職中、10年間で160本のテレビ番組に出演しました。
「料理の怪人」(テレビ東京)
「はなまるマーケット」(TBS)
「キズナ食堂」(TBS)
「スーパーテレビ」(日本テレビ3回)
「ソロモン流」(テレビ東京 2008年9月28日放送)
「大胆MAP お仕事年収図鑑・がんばっている人SP」
他多数。
この数年では
「たかじんのそこまで言って委員会」
(2012年11月放映)
「大後悔時代」 (2014年9月放映)
「ジョブ・チューン」 (2015年2月放映)
「有吉反省会」(2017年1月放映)
【 ビザ無しフランス修行 4 】
いざお寿司を作るにしてもネタはサーモン、シャリがあると言っても日本のお米とは程遠く茹でて使うからサラッサラッで粘り気無し。当然お醤油もあるわけないので仕方なく塩とレモンでサーモンに下味をつけお米は塩・砂糖・ヴィネガーを使い味付け。これだけでは足りないだろうと思い魚料理を一品用意しておきました。
食事を始めて間もなくパトロンがやって来て「寿司最高だ!」と言って戻っていきましたが、自分で食べても美味しくないしシェフも美味しくないと言う。まぁしょうがない。ただ魚料理は美味しいと誉めてくれ「俺と一緒にやるか?」と誘ってもらえたので、即答「ウィ、メルシー!」←発音が微妙に違います(笑) この日のランチからシェフの補助が始まり一歩前進です。
一度認められると一気に門が開く感じですね。仕込みの段取りから発注まで全て任してくれるようになるのにさほど時間もかかりませんでした。オードブルのポジションにいたアレクシーという名の今でも仲の良い料理人の仕込みも手伝うこともありましたが、一緒に食事に行くとフランス人の陣取っていた席に何と僕の席まで空けてあったときにはたまらなく嬉しかったなぁ。 休み前の昼に1週間貯めたチップをスタッフ皆で分けるのですが、シェフの心意気で僕もフランス人達と同じにしてもらえました。
日本から砥石を持ってきてたので昼休みには包丁をよく研ぎ、抜群の切れ味に皆大喜び、アレクシーには研ぎ方を教えてました。
いつ頃からかディナーが終わると毎晩テラスでシェフとアレクシー、僕の3人で1リットルのビールを2本飲みながら料理談義です。僕が会話に入っているときは二人とも分かろうとしてくれているし分からせようとゆっくり簡潔に話してくれるんですけど、二人で会話し出すと超早口。所々しか理解できずひたすらビールを飲む(笑) そこで驚いたのは、シェフに対しても経験関係なく自分の意見をはっきりと言うんです。正直日本では考えられない光景でした。
当時の年齢は、シェフ35才、僕31才、アレクシー23才 。
僕自身もそうでしたが、日本で23才だとまず駆け出しの坊主です。
フランスでは修行に入るのが早いので経験が何年も違います。
ある時アレクシーと二人で飲んでいた時に僕に年齢を聞いてきて31才と答えると彼は目を見開いてビックリ、逆に彼の年齢を聞いて僕がビックリ!
続く
お料理教室を通じて食の大切さを考えよう 4
ご家庭で作るお料理にプロが教えるコツを加えて
美味しさをグレードアップしませんか?
お子さんにはテーブルマナーも
学んでいただき将来役立つように身に付けてもらいます。
あくまでも楽しみながらがモットーです。
今回は、
・ジャガイモのパンケーキ
・鶏肉のハム(もも肉・胸肉)
・ゆで卵で作るディップ用ソース
・トリュフショコラ
当日は食パンを焼いておきますからサンドウィッチを作りましょうね!!
1000円(ご兄弟のお子さん1人追加、試食のみの方)
持ち物:エプロン、筆記用具、包丁(大人の方のみ)
メニューは決まり次第アップしますが、
参加予定の方はリクエストをどんどん書き込んで下さい。
スケジュールが合いましたら、
「キヨエオリーブ油」取扱店の羽木社長にもお越しいただきます。
「まめな農園」より届くお野菜セットの販売もあります。
【 ビザ無しフランス修行 3 】
怒涛のごとく料理を出して掃除して初日は終了。 ちょうど一回り年下の日本人が一人働いていたんです。知り合いが以前ここで働いていたそうで、専門学校を卒業する時にいきなりフランスを勧められ興味本位で決めたそうです。僕も働く事が決まっていたので、他に日本人が居る事も知っていたのですが、フランス入りしたのは彼のほうが先、いざ来てみると一人ぼっちで一週間過ごしてたみたい。英語もフランス語も分からない、料理も分からない良くやっていたと関心しましたが、もったいない事に一ヶ月で帰国してしまいました。
毎朝9時から11時まで仕込みして1時間食事のあとにランチスタート、夕方5時から6時まで仕込みして1時間食事のあとにディナースタートで料理を全て出し終わると掃除をして終了です。パティシエは30分ずらして出勤してましたね。終わるのはお客様しだいですから結構遅かったように思います。
営業が始まっても野菜の下処理をひたすら行うという地味な仕事の毎日で、オーダーに参加させてもらえない日が続きました。加えて「肉やワイン・チーズはどこの国の物が1番だ?」とシェフが聞いてきます。「フランスだよ」と答えると、「そうだフランスは素晴らしいんだ」と得意顔。「分かっているから勉強しに来たよ」と言うと「それなら良い」と納得してましたけど扱いは酷いものでしたね。
賄いを食べるとき、パトロン家族は店内で食べ他のスタッフは厨房横のテラスでした。何も知らず適当に座ろうとすると、僕やポーランド人は奥のほうへ行けと手ではらわれます。
シェフに日本で「どんな事してる?」と聞かれ料理やソースの事を話しても「お前のしてることはフランス料理なんかじゃない!」と罵声を浴びせられる事もしばしば。まぁそんな事ぐらいではめげませんけど(笑)
ある日の朝、オードブルで使うフレッシュのサーモンが届いた朝、シェフが「賄いで寿司を作れ!」と僕に言ってきました。
これが転機に繋がりました。
続く
【 ビザ無しフランス修行 2 】
いきなり頭の中真っ白。
お迎えが来ていると思い込んでいた為、仕事先の住所も電話番号も日本に置いてきたのがそもそも失敗。
実家の電話してお店のショップカードを探してもらい何とか電話番号を得る事が出来たのでまず電話してみることに。
パトロンに代わってもらい空港に付いた旨を伝えると衝撃の一言。
「もう着いたのか?」
事前にファックスで何回もやり取りしていたのに言葉を失いました。コンタクトが取れたおかげで気分的にはかなり落ち着き程なくしてお迎えに来てくれました。
仕事先はオーベルジュ、食事だけでも出来ますし宿泊施設もあるところです。ここへ向かう途中国境を越えるのですが、パスポートを見せる事も無く手を挙げてそのまま軽く挨拶してそのまま通過。
ここでもまたまたビックリ。
オーベルジュに着くと、
スタッフはランチを終え掃除の最中でした。その中には日本人も一人。マダム・パトロンの父(僕たちはパピーと呼んでました)・シェフを紹介してもらうとシェフが、
「フランス語話せるのか?」と聞いてきます。
少しだけ話せると伝えると頷きながら夕方5時30分に厨房に来いと。23時間乗り継いでいきなり仕事? 現在3時30分。
ここのオーベルジュは、日曜日のディナー、月曜日、火曜日のランチがお休みでしたので、自分の中で勝手に来週くらいから仕事が始まるかな?と思っていたのですが、甘かった。
マダムにお店のメニューをもらい部屋に案内されて荷ほどきしているうちに仕事開始の時間です。
初日は60名を超える団体のお客様、当然皆忙しく交わされる言葉は当たり前ですがフランス語。ポーランド人の研修生も何人か居ましたが、メインスタッフはフランス人。皆始めにフランス語話せる?と聞いてきて初めと同じやり取り。日本でも食材や数字はフランス語でしたから救われました。
仕事が始まりお皿を並べるように指示され数えてみると、全てのお皿を並べきったのに何と足りない。
続く