シェフ清水のつぶやき

【 何故料理人になったのか? 1 】

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お客様や知人に良く聞かれます。
好き嫌いというよりも嫌いな食べ物の方が
多かった20歳まで。
おまけに量も食べれない。

父親は貨物船の船乗りで
年に数回の休暇で2週間から1ヶ月くらい。
愛媛出身でお魚の事を良く知っていたので
鮮度を見極めて買ってきたお魚のお刺身を作ってくれてました。

そこで興味が生まれ
チャーハンを作ったりテレビで見て肉を焼いてブランデーで炎を出したりと。

そんな中決定的に料理人になろうと決意したのは、
中学3年生のゴールデンウィーク、
部活の最後の試合という時に
父方の祖父が亡くなりました。
祖父とは顔を合わせる事もほぼなかったので、
試合に出たいという思いのほうが強かったんです。
今でなら理解できますが、
その当時は全く無理でした。

嫌々行ったお葬式、
ただ僕が今料理人でいるのは
この日がたーにんぐポイントでした。

続く

【 何故方向性を変えたのか?6 】

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僕の祖父母が生活していた頃には無かった物と言えば

添加物や農薬等の化学的な物です。
素材しかないからすべて手作りして
親から子へと家庭の味も伝承されてきました。

とても便利な食生活になったなと感心します。
その反面僕の幼少の頃には存在しなかった病気も氾濫している現在。

食べ物として何が変わってきて今があるのか?

僕は料理人として自分の味覚を信じてお客様に料理を作りお出ししています。
気に入ってくれている方もいらっしゃれば、そうでない方もいらっしゃいます。
食べる方々の好みの味と同じなのかが分かれ目になります。

ただ僕が使う素材や調味料には、
農薬・添加物・抗生剤は一切使われていません。
生身の身体に必要性を感じないから。

当然既製品も使いません。
仕込みには時間がかかりますけど、
自分の味として責任を持って提供する事が
料理人としての僕でいる楽しみでもありますから。

昔ながらの製法で作られた食材や調味料の価格は高いと感じるかもしれません。
安価な食材や調味料と比べればですけど、本来比べるべき物ではないはずです。

料理教室に来る子供達は野菜を美味しいと言いながらモリモリ食べます。普段は野菜を好んで食べない子も多いらしいですけど。本能的に身体に良いものを分かっているんだなと感心します。

僕が使っていこうと決めた食材と調味料がここ一年くらいで揃いました。この先増えるでしょうけど、選ぶ基準は身体が喜ぶが大前提です。

僕の進む方向性も確定しました!

シェシュシュのホームページ
https://www.chez-chouchou.com

【 調味料 】

同じ料理を作っても
2015-02-15 17.18.44使う素材と調味料を使うかによって
驚くほど口にした時の感じ方は変わってきます。

サラダを例に取ると、

①農薬不使用の野菜のみを使いドレッシングには、
溶剤不使用で化学的素材は一切不使用。
塩・ヴィネガーも安心な物を選びます。

②慣行栽培の野菜を使い
安価で化学的な油やその他の調味料で作ったドレッシング。

見た目はさほど変わらなくても
食べれば一目瞭然。
お客様として料理教室の生徒として
当店に来てくれた子供達の食べっぷりを見ていると
とても嬉しく感じ
ここに届けてくれる
生産者の皆さんへの感謝でいっぱいです。

これこそ食べて健康です!

【 何故方向性を変えたのか?4 】

 

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日々の生活に欠かせない物は?

食事・睡眠が年齢関係なく絶対的に必要です。
他に関しては人それぞれ。

何を食べて自分の身体を作るのか?
口にした物で細胞が作られていきますから、
脳でなく身体が喜ぶ料理を食べる事をお勧めします。

脳が喜ぶのと身体が喜ぶのは何が違うの?
と思われる方も多い事と思います。

私たちは生身の人間ですから化学的な食べ物は
本来必要としていないはずです。

悲しいながら、
現在の食は化学的な割合の比率が高すぎます。

現状から考えれば不便でしかありません、
ただ昔の事を見つめなおすと答えは明確です!!

続く

【 何故方向性を変えたのか? 3】

 

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父親が闘病中に調べた事と言えば

癌治療に使われるホルモン剤と抗がん剤。

主治医に使っていない薬の事を質問したりして
父親が少しでも苦痛から和らげば良いかなと思ってのことでした。

そんな事を調べる以前に
病気にならない身体作りを日々心がければ問題ないと痛感して、
誘惑に惑わされながら生活しています。

僕もジャンクフードと呼ばれる物を多々口にしてきましたから
体内に沢山化学物質は蓄積されています。
少しずつでも解毒するための努力はしているつもりですけど。

これが全てではありませんが、
毎日の食事は健康に生きていく上で重要です!

何を食べるかこれが重要だと確信してます

続く

【 何故方向性を変えたのか? 2】

12790999_574186036073085_7726775569840542369_n父親の前立腺がんが見付かった時にはステージ4。

手術は出来ないと最初に言われました。

抗がん剤治療も途中受け闘病生活4年、他界したのが3年前。
闘病中は癌と薬について色々と調べました。

その後更に調べていくと様々な事に気付きました。

今得た知識が闘病中にあれば父親は癌と共存しながら
今も生きてるだろうと思っています。

悔やんでも後戻りは出来ない。
父親からの最後のメッセージと受け止めてます。

続く

【 何故方向性を変えたのか? 1】

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以前からお付き合いのある方々が質問します。

最近どうしたの?

生きていく上で食事は不可欠。

何を摂るかで私達の身体も当然変わります。

料理の世界に身を置いてから25年程。
多くの先輩から学び料理の引き出しも増えました。

素材から調味料まで
全てを気にしなければいけないと痛感したのは、
僕の父親が癌で他界したあと。

ゆっくり僕の持論ですけど、
また続きます。

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