【 何故料理人になったのか? 2 】


叔父が和食の料理人だったこともあり

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朝早くから市場へ出掛けハマチを買ってきて捌いていました。
横でその姿を眺めなていた時が、
「料理人になろう」と決めた瞬間です。
何かが降りてきたのかもしれないですね。

休暇で戻った父親が食事を作るときは手伝っていましたし
たまにチャーハンを作ったりしていましたから興味はあったんです。

両親に話すと父親は賛成、
母親、伯母、祖母は好き嫌いの多すぎる人が料理なんてと
反対まではされませんでし
けど本当にこの道に進むとは
思っていなかったらしいです。
中学の進路指導の先生には高校へは進学せず丁稚に出たいと
相談したのですが、高校を出てからでも遅くはないと説得され渋々高校へ。

勉強よりもテニスに打ち込んだ高校生活。弱かったけど(笑)
今でも良き相談相手で信頼できる友人に出会えたことが一番です。

その後料理の専門学校に進みましたが、知識も無く
洋食=フランス料理と勝手に思い込ん
でいたので
フランス料理を志します。

知識が無いというのは、
とても楽天的に物事を考えることが出来ますから
僕は3年修行して3年フランスへ行って
戻ってから自分のお店をすると決めていました。

いざ就職すると浅はかな考えだったと厳しい現実を知ることとなります。

続くFH000036